発達支援リトミック なないろたまご

2021年度より、支援が必要なお子さまのためのクラスを開設いたします。

発達支援リトミック「なないろたまご」ってなあに?

発達支援リトミック「なないろたまご」は、発達ゆっくりさん・発達カラフルさんのためのクラスです。

主に感覚統合に重点を置いたリトミックによって お子さんの発達を支援いたします。

また、お父さま・お母さまに、お子さんの発達の特性についての正しい知識・ご家庭での支援の仕方 などについてもアドバイスさせていただきます。

まずは〇〇教室に通いましょう ♥

1歳半健診の結果をもとに、発達が気がかりなお子さん達に通ってもらうお教室(ぴよぴよ教室・ありんこ教室・ペンギン教室など、可愛らしい名前がついています ^ - ^ )が各自治体にありますね。

「なないろたまご」ホームページを訪ねて来られたお父さま・お母さまの中には、「お子さんを〇〇教室に通わせてくださいね」と声をかけられて、お子さんのために有効な療育方法を探しておられる方もいらっしゃることでしょう。

「なないろたまご」は そんなお子さん・お父さま・お母さまを応援すべく開設したクラスですが、「なないろたまご」にいらっしゃる前に、まずは自治体の〇〇教室に通いましょう。

このような〇〇教室では、臨床心理士さん(こころ)、作業療法士さん(からだ)、言語聴覚士さん(ことば)、など、子どもの育ちに関する各分野の専門家の先生方がお子さんの様子を観てくださいます。

ここに「定期的に通いましょう」と声がかかるのは、お子さんの発達の「ゆっくり具合」や「カラフル具合」の変化を時間を追って観ていくためです。

例えば、2ヶ月前→1ヶ月前→現在 の期間に、どんなことが出来るようになっているか?、遊び方がどんな風に変わっているか?、コミュニケーションの取り方にどんな変化が見られるか?、など、「変わり方」を観ています。

それによって、たとえば

 ・少しゆっくりだけど バランス良く成長しているから 支援を受けなくても大丈夫
 ・成長は見られるけれど、変化のスピードがとてもゆっくりだから 支援が必要
 ・特徴ある行動が一時的なものではないから 支援が必要

などと判断します。

お父さま・お母さまの中には「〇〇教室に通ってください」と言われること、イコール、「発達が遅れています」「発達障害かもしれません」といったレッテルを貼られること、のように感じておられる方が多いかもしれません。

でも、健診や〇〇教室の先生方は、決して お子さんにレッテルを貼ったり、分類しようとしているのではありません。

・支援が必要なお子さんに できるだけ早期から手を差し伸べたい
・早期から適切な支援をすることで、お子さんの可能性を広げたい
・お子さんの尊厳(こころ)を守りたい
・お子さんの人生を大切にしたい

という思いで仕事に臨んでおられます。

また、先生方が「お子さんにどんな支援が必要なのか?」を判断するには、まず「お子さんを正しく理解する」ことから始まります。ただ、判断基準となる症状には表に現れにくいものもありますし、定型発達との境界が分かりにくいものもあります。ですから先生方は、発達に関する深い知識の裏付けによって お子さんを正しく理解しようとしてくださいます。

そのための場所が〇〇教室です。

みんなでお子さんを育てましょう!

いまは、行政・医療・福祉・教育・就労の各分野が連携し合ってお子さんを支える仕組みが出来上がっています。

『みんなの力でお子さんを育てていきましょう!』というシステムです。

お子さんの発達を支えてくれる人、お父さま・お母さまを支えてくれる人は、実は世の中にたくさん居ます!!

ですから、お子さんの発達のことを お父さま・お母さまだけで悩んだり奮闘したりしなくていいんですよ。

・この子の発達を いろんな専門家に観てもらおう
・この子との関わり方も専門家に教えてもらおう
・心配なことはどんどん相談しよう

とポジティブな気持ちに切り替えて、みんなと一緒にお子さんを育てていきましょう!!

支援のひとつに『なないろたまご』

『なないろたまご』のレッスンは、お子さんの発達に良い影響を及ぼすものと確信しております。 ただ、お子さんに必要な支援のすべてを提供することはできません。 「お子さんに必要な支援のひとつ」とお考えください。

『なないろたまご』では、〇〇教室の先生方と同じように、お子さんの発達の様子を観察し続けて参ります。

〇〇教室の先生方が お子さんの特性について総合判断される際の有効な情報のひとつとしてお役に立てていただけることと思います。